作文は 読み手に寄り添う 意識から
世界を変える フレームワーク
<要点 / この書籍から得ること>
・効果的に伝えるための「7つの共感スイッチ」、作文作業の際に手が止まらないための「3ステップに分解」、共感を呼ぶ文章の流れを作る「エンパシーチャート」
・ビジネスのライティングにおける普遍的な要素を見出した、 葛飾区の高校文化祭の呼び込み文章を具体事例として、エンパシーチャートの使い方から文章の組み立て方までの詳細な解説
・日本が誇る「共感力(=思いやり)」をしっかり認識して使いこなすことの重要性に気づく
<概要 / 本書の内容をざっくりと>
「共感」をテーマに講座を開き、セールスレターのコンサルなどをしている著者が開発した「エンパシーライティング」を、本書だけでもすぐに理解して使いこなすことが可能です。
(下に続く↓)
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<書評 / あらすじ&レビュー>
「エンパシーライティングのフレームワークには、相手を理解する、社会を理解する、自分を深く理解する、この全てのプロセスが含まれている(価値創造のプロセスとも言える)ので、言葉の力で社会をつくっていけるようになる」と神田昌典氏が熱烈に推薦しています。
【7つの共感スイッチ】
1.ゴール設定
2.相手のハッピー
3.あなたが求める行動
4.ネガティブシンキング
5.ストーリーの力を借りる
6.論理×感情×あなたらしさ
7.あなたの望む世界観
【文章作成の作業を分解】
ステップ1:内容(メッセージ)をとにかく出す
ステップ2:文章構成だけ考える
ステップ3:文章表現を整えて完成させる
【エンパシーチャート】は、これから作る文章のゴールを設定し、2行3列の6つのボックスに、(想定読者の)ポジティブな台詞・ネガティブな台詞を加え、最後にタイトル、以上の10こを埋めることで、共感を呼ぶ文章をスムーズに作成するもの。
以上のフレームワークと、「共感」を強く意識することで、これまでとは見違えるような文章が書け、良い結果(人との信頼度アップ、ビジネス上の売上など)も得られるでしょう。
<抜粋 / ハイライトフレーズ3選>
・文化祭の”企画”を生み出し、”商品”を揃え、”集客”し、きてくれた人に”楽しんで”もらいながら、”売上”をあげるという取り組みが、まさにビジネス(商い)の普遍的な原則そのもの
・エンパシーライティングにおいて最も大切なことは、相手のポジティブ面だけでなく、ネガティブ面に想いを寄せること。相手の本質を理解し、受け入れることができれば、相手との関係性が大きく変わり、相手のハッピーと、あなたのハッピーが重なり始めるのです。エンパシーチャートを描くことで、相手に想いを寄せ、素敵な未来から逆算して考えることは、あなたを自然に未来志向、相手思考にしていきます、
・あなたが表現しないこと、また、表現するための適切な方法を持たないことは、あなたの言葉を待っている世界の誰かにとって大きな損失です。
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<参照したいサイト>
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