図解 中学・高校6年間の英語をこの1冊でざっと復習する(稲田一)2014年7月出版

なんだっけ あの日習った 英文法
きみ教う指の 細さに見蕩れて

 

<要点 / この書籍から得ること>

・中学・高校で習った英語の学習概要

・英語の基本構造など、体系化された基礎知識

・圧縮して、浮いた時間

 

<概要 / 本書の内容をざっくりと>

「稲田式やり直し英語」シリーズの1冊。TOEIC対策にも有効な中学・高校6年間の基礎英語を、エッセンスのみ抽出し10日間で総ざらいする内容。

(下に続く↓)
 

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<書評 / あらすじ&レビュー>

学習系の参考書を一冊読み終え、その知識を確実に自身のものにできない理由として、分からなかった部分を読み返すのが煩わしい点が挙げられる。しかしながら、本書は 

・週刊少年誌の単行本くらいの厚み、全252ページ
・フォントが大きく説明文が長くない
・基本構造を体系化したマトリクスを有効に挿入しつつ,無駄な挿絵は控えめ

という点で何度も読み返しが可能。結果として学習内容の高定着率が期待できる。

また章立てとしては、

1日目-「動詞」と「5文型」
2日目-「時制」
3日目-「助動詞」と「命令文」
4日目-「名詞・代名詞」「形容詞・副詞」
5日目-「比較」
6日目-「受動態」
7日目-「疑問文」
8日目-「不定詞」と「動名詞」
9日目-「関係詞」「分詞」
10日目-「仮定法」

となっており、習熟速度を上げるため、学校で実際に習う単元・及び小項目の順番を前後させる工夫がなされている。

なお、個人的に好ましい点として特筆したいのが
・お風呂で読んでも本の形状が型崩れしにくい(当社比・カバーは残念ながら破れました)
・装丁がシンプルでカッコよく、出先で鞄から取り出す際にウキウキする
・萌え絵が使われておらず、心を惑わされない
という3点である。

 

<抜粋 / ハイライトフレーズ3選>

・今まで中学から高校、あるいは、大学まで英語を習ってきた社会人が英語を再学習するための最も効率的な方法は、中学3年間の英語を総復習することです。つまり、頭の中に残っている過去の断片的な英語の知識を体系化することです。

・「現在完了」を簡単に定義づけると、「過去のある動作・状態の結果が現在に残っている」ことを表すんだ。つまり、過去の事実を述べながら必ず「今」の立場に立っているんだ。

・コミュニケーションの最高の道具「疑問文」

 

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<参照したいサイト>

『こうすれば記憶力は高まる!~脳の仕組みから考える学習法』
『ONE PIECE 87 (ジャンプコミックス) コミックス – 』

 

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