
<要点 / この本から得ること>
・(プロローグとエピローグだけ)40代小企業経営者を主人公としたストーリー形式に沿って、大手との競合や営業、リピートに苦労している中、オウンドメディア(=自社メディア)を取り入れたことによる起死回生の成果が出た流れ
・見込み客を効果的に集めるオウンドメディアの、具体的な構築手順
・読者プレゼント:「波多野義親氏(年間1億PV以上のオウンドメディアのカリスマ)のインタビューpdf」「上位表示を実現するキーワード選びのコツ」「無料60分スカイプコンサル」
<概要 / 本書の内容をざっくりと>
「岡山県を愛する集客コンサルタント」として「WE-LOVE岡山」の編集長も務め、リアルとネットの両方を知る著者によるノウハウ本。
(下に続く↓)
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<書評 / あらすじ&レビュー>
序盤に時代の移り変わり(「どこで買うか」より「誰から買うか」)と「何も考えてない値下げの愚」について認識させ、メインの章でオウンドメディア構築のノウハウについて説明し、後半に成功事例として3名のインタビューが掲載されています。
「オウンドメディアの構築」とは、発信者でなく読者が主体になるよう、あくまでも検索ユーザーが欲しがっている情報を提供する、ということであり、具体的には競合サイトが取り上げているテーマについて調査を行い、書くべき内容を見出しにまとめ、記事をコツコツ作っていくことを指します。
「PV(ページビュー)数、直帰率、滞在時間、検索クエリ」は最低限記事ごとにチェックすべき項目として挙げ、さらに「サイト内回遊率(1訪問あたり何ページ見られたか)」もチェックしサイト全体の滞在時間を伸ばすことを目標に、PDCAサイクルを回すことを強く推奨しています。
「本書で最も価値のある章」と著者自身が述べる、3人の達人(波多野義親氏、森達郎氏、平岡達也氏)のインタビューで、オウンドメディアで成果を上げるヒントを拾い上げらるようになっています。
<抜粋 / ハイライトフレーズ3選>
・「誰から買うか」という時代にもっとも大切なのは、自分を信頼してくれる人を増やすこと。それを最も効率的に実現できるのが「オウンドメディア」といわれる集客ブログです。
・成果が上がるまでに時間がかかるので、オンウンドメディア担当者の生産性を上げるという名目で他の業務を兼務させたりする企業が多いのですが、ここは経営者の我慢のしどころです。
・(「文章の質が高いとはどういうこと?」に対する波多野氏の回答)質が高いとは、適切なわかりやすい回答が書かれている記事です。例えば、健康系のキーワードで検索すると、専門家が買いたような記事は検索結果の下のほうにあります。難しい言葉が使われていてわかりにくいからでしょう。
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