<要点 / この書籍から得ること>
・フェイスブック(以下FB)ユーザー同士はリアルで初めて会った時に「初対面の感じがしない」という特性の理由がリアルタイム性や実名登録が基本であることなど、mixiやGoogleとの情報の”見せ方”やユーザーの情報への”向き合う姿勢”の違いから、様々なFB特有の現象や活用方法が明示されている。
・FBページをカスタマイズする読者限定のテンプレートが入手できる。
・日本国内で成功しているFBの活用事例(個人アカウント、FBページ、グループ機能)を各解説つきで紹介されている。
<概要 / 本書の内容をざっくりと>
FBを趣味としてではなく、ビジネスとして使うための指南書。
(下に続く↓)
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<書評 / あらすじ&レビュー>
本書の見所は「FBページの運用法」です。(その他の個人アカウントやグループの活用方法は、時代の流行の変化やFB社による仕様変更によって使えなくなることが多い)
ビジネスに特化したFBページの活用方法は、ユーザー心理を踏まえた本質的な特徴だけでなく細かいテクニックも追っていく価値はあります。
他のメディアとの連携は、どのような仕掛けで人のアクセスを誘導するかなど、業種に合わせた具体的な方法が示されていて、(自動連携などの瑣末なテクニックは機能が廃止されているものも多いですが)とても参考になります。
ブランディング・ターゲティング・マーケティングを解説した部分は、FBの活用はまさにこのためのものであり、紙面数は多くは費やしていない分、大切なところが簡潔にまとめられています。
<抜粋 / ハイライトフレーズ3選>
・圧倒的な魅力は、商用利用できることと、スマホとの親和性が高いこと。FBページは検索エンジンでヒットし、手軽に広告出稿ができる。
・FBページでは、どんどんビジネスをアピールしていく場。明確な自分の意思でファンになったユーザー、つまりプル型の媒体で集まった人は、何か悩みや目的があってFBページのファンになっているから、そのページで発信する情報を待っている状態。無料の問題解決型の情報だけでなく、有料であってもその対価を支払う価値がある内容であれば喜んで読む。さらにFBはユーザーの常駐性も高いので、FBを通じてプロモーションを仕掛けた場合、ブログやホームページよりも気づいてもらえる確率が高い。
・成功しているブログやHPは記事の内容が素晴らしいので訪問者はその時点で満足してしまう。そのためFBを連携させるためには、サイトを見た後にさらにFBページも見たくなる理由付け(メリット)が必要。
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<参照したいサイト>
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