神様とつながる開運ごはん(開運料理人ちこ)2015年9月出版

大いなる 循環に乗り
食事から 良い”気”取り込み 感性磨く

 

<要点 / この本から得ること>

・開運の起こるメカニズム:悟性⇔理性の循環のバランスをとる感性への理解

・陰陽五行説などに基づいた、心と体を整える、日々丁寧に過ごすポイント・ノウハウ

・季節ごとの行事や食べ物に込められた意味と向き合い方

 

<概要 / 本書の内容をざっくりと>

「御食事ゆにわ」という、「エネルギーが満たされる料理」「そこで食べたら開運した!」など評判の飲食店を立ち上げた著者の綴る、古神道・日本神話をベースとした、丁寧な食事を中心に日常生活の具体的なアドバイスがふんだんに盛り込まれた本です。

(下に続く↓)
 

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<書評 / あらすじ&レビュー>

最も伝えたいことは、「ごはんをちゃんと食べるだけで運が良くなる」ということ。
その根拠として、「運」を「縁を運ぶもの」として定義し、悟性(どのような理想を掲げて、目指すゴールは何か?)と理性(現実的な課題として、具体的に何をやるのか?)の循環バランスが整うことで開運する、と説きます。

そのバランスを整える機能をもつ「感性」を糺す(ただす)ために、大いなる循環である”季節”の行事に則った丁寧な「食」を説き、食の本質とは「良い気をいただくこと」なので、《場所を整える・感謝して食べる・楽しく食べる》の3つの心がけを基本に、様々な季節ごとの食材の意味や扱い方を解説しています。
さらに、水をめぐらせる部屋の風水、口内ケア、頭皮ケア、素肌ケア、身体の温め方など、食事以外の生活作法や、心の持ち方も紹介されています。

 

<抜粋 / ハイライトフレーズ3選>

・年中行事と誕生日を中心にする食べ方になってから、考え方も感じ方も、食べ方も、そして生き方も変わりました。季節の循環の波に乗って、偏らずにバランスがとれるようになり、幸せに満たされるようになりました。

・草木が、地中に広がる根に支えられているように、何事も、目に見えるものはすべて、目に見えない世界によって支えられています。目に見える現象や結果のウラには、必ず背景があるということです。料理は、味よりも、そこに込められた思いが伝わります。根っこが弱い植物が短命なように、表面的にごまかした料理では、いつか限界を迎えます。

・なぜ夏の土用の丑の日にウナギを食べるようになったのでしょうか?「ウ」はすべてのはじまり(ビックバン)を象徴するコトダマです。「ナギ」と「ナミ」で対の関係になり、「凪」は止まった状態、「波」は動いた状態です。「ナギ」もまた、今まさに気がブレイクする寸前をあらわしているのです。「丑」も「ウナギ」も、いまだ現象化していないが気の極限状態をあらわしているということです。

 

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<参照したいサイト>

開運料理人ちこの「神様に好かれる開運ゆにわライフ」の作り方 (著者のブログ)
”食”を整えればすべてがうまくいく? @『インターネットと農業』

 

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