意思のある 「知的な空気」 神さまは
創造された 集合意識
<要点 / この書籍から得ること>
・神さまに伝わる「スキマの法則」の祈り方(①住所氏名を伝える ②神社にお参りできたことへの感謝・願い事を一つ ③祝詞「はらいたまえ きよめたまえ」を唱える)や、歩きながらできるシンプルな瞑想法(①吸気「全身から自然の良い気が流れ込み丹田を中心に身体全体に自然の気が満たされる」とイメージ ②呼気「体内の気が全身の皮膚を通して外に広がっていく」とイメージ)など、すぐに実践できる方法
・日本のスピリチャルな教育体系の三拍子の概要:ボディは修験道、マインドは仏教、スピリットは神道
・第1〜7チャクラやソウル&アースチャクラの効能についての詳細と活性化の方法と、そのための著者オススメの書籍
<概要 / 本書の内容をざっくりと>
統計分析を扱う科学者であり、見えないものを”感じる”触覚タイプの霊能者でもある著者が、神社の”しくみ”を一般向けに分かりやすく説いた本です。
自虐系のジョークも軽妙に織り交ぜ、理解しがたい現象も巧みな例え話などかみくだいた表現により、できるかぎり多くの人に神社の御利益を受けてもらおうと腐心する著者の優しさも感じられる文章となっています。
(下に続く↓)
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<書評 / あらすじ&レビュー>
「神社の神さま」の正体を、「知的な空気」「意思と目的をもった知的生命体」「(人間の)祈りの集合体」など複数の観点で表現し、あらゆるもの・故人に神を宿らせる(八百万の神)システムや、その効果の発揮のさせ方などを解き明かしていきます。
例えば、織田信長が武田氏との戦いで諏訪大社(武田家が篤く祀っていた)を焼き払ったため、間も無く本能寺の変となる一方、家康は諏訪大社の復興サポートを十分に行い最強の軍神である諏訪大社の力を味方につけ長期支配体制を整えたのでした。
ところで日本神話の神さまには挫折経験が多く見られますが、「後の人達には自分と同じ目にあってほしくない!」という純粋な想いから神徳が生まれるとされ、人間も現実において成功するためのヒントとしています。すなわち、自分が挫折したことを他人のために克服しようとする想いが必要ということです。
また、東工大の論文に「神社・お寺がある地域は、ない地域に比べ愛着を持ちやすい」とのデータを紹介し、「産土神は自分自身と神社インターネットとのつながり」「鎮守は自宅と神社インターネットとのつながり」という表現で、神社の土地における役割とパワーを教えられます。
そして、「人の神性を引き出す聞き方3ステップ」(①ポジティブなエピソード②そのエピソードの前後でどんな変化をしたか(自分自身の変化、人間関係の変化、組織・社会の変化)③その変化を起こしたエネルギー源は何か?)のように、宗教色を出さない場面でも実用的なノウハウもまとめられています。
<抜粋 / ハイライトフレーズ3選>
・もし特定の集団だけ祈る神さまがいれば、その神さまはその集団のためだけに働きます。家康は、徳川家のための祈りを集合する神さまが必要と考え、自身を徳川の氏神としたのです。
・どんな挫折や後悔をかかえていますか?それが成功のカギです。「成功したい」のであれば、守ってもらうだけでなく、他者を守る側にもまわることが必要になってきます。
・集合意識をつくるという観点から見ると、物語は「価値観や信念」を共有する手段として優れています。
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