『1分で読書』へ手紙@小寒

こんにちは。
ブリッジライターNAOです。

本日は二十四節気の「小寒」。

1年の中でも寒さが最も厳しい時期の始まりで、
「寒の入り」となります。

凍てつく大地から若芽が芽吹くものを食べる七草粥で寒さに備え
寒中見舞いを出す期間となります。

 

「寒中見舞い」と聞くと、
「この前年賀状を書いたのにもう?また手紙?」
・・と筆不精な人(筆者含む)は思ってしまうものですが、

手紙とは、書いてみると気づくことがあるものです。

 

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つい先日、ただいま上野の国立科学博物館で開催中の
南方熊楠生誕150周年記念企画展「南方熊楠-100年早かった智の人」
に行ってきました。

南方熊楠をご存知の方には周知の通り、
彼の驚異の記憶力・博識さは「書くこと」にあったと考えられています。

本や自然からの書き写し(=「抜き書き」)ノートだけでなく、
生涯、多くの人々と交流した往復書簡も展示されていました。

熊楠の人生が波乱万丈だから、というのもありますが、
彼の思考方法のユニークさも研究の対象となっているのは、
この「往復書簡(=手紙)」が豊富に残されている、
ということも大きいでしょう。

本人は記録として残す意図はなかったでしょうが、
図らずも重大な思想を探る貴重な資料となったのです。

 

ところで電子メールが普及した現代、
手紙を書く機会がめっきり減りました。

自身の交流や思考が後世の人々から研究対象にされる
・・・なんてことはほとんど考えることさえないですが、

思想的・歴史的に偉業をなした、という場合に限らずも
誰にでもありうることはありうるわけです。

そんな時、電子メールの記録は資料として残っているのだろうか?
と心配になってしまいます。

 

後世の研究対象になるかどうかはともかく、
数十年後でさえも見返すこと、保管されていることが
心もとない電子データよりも、

その人の想いや、筆の勢いが乗り移った手紙の方が、
文化的価値がありそうだと感じる今日この頃、

年賀状のように、たまに手書き文字を
人に送ることをしていきたいと思っています。

 

それでは、また。

 

<参考サイト>
ガイダンス・コラム記事一覧@二十四節気
南方熊楠生誕150周年記念企画展「南方熊楠-100年早かった智の人」

 

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