『1分で読書』で侘寂@大暑

こんにちは。
ブリッジライターNAOです。

本日は二十四節気の「大暑」。

暑さも真っ盛り、暑中見舞いの時期ですね。
土用の丑の日にも近く、酷暑で体力を落とさないよう
ウナギを食べることが推奨される頃でもあります。

※土用の丑の日のウナギについては・・
江戸時代のアイディアマン・平賀源内の
キャッチコピー(知り合いの鰻屋の宣伝)だとか、
万葉集の時期からある習慣だとか、
栄養学的には夏バテ防止には効果がない、など
いろいろと話が飛び交います。

 

とにかくそんな猛暑にあっては、
涼しげなものも自ずと求めてしまうもの。

例えば、水を使っていないのに水を表現している
「枯山水」など。
(・・ちょっと強引ですが)

この枯山水に代表されるように、
それが(それを)”無い(使わない)”ことで逆に
それの本質を表す
ようなことを、
さび」、というそうです。

「侘び寂び(わびさび)」の「さび」ですね。

 

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「わび」の方はちょっとまた違うのでこの記事では触れませんが、

「さび」について、
とある神社仏閣の総合サイト『ホトカミ』の運営者の開く勉強会にて、
日本の思想史の流れの中で少しだけ教わってきました。

 

ウィキペディアや引用元の『日本大百科全書』では、
「さび」のことを
「閑寂さのなかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさ」
とひとまず定義していますが、

多重的な意味もあるので、
この記事では上記のとおり
「”ない”ことで、逆にそれの”本質”を表す」
「”内部的本質”が、”外へと滲み出る”こと」

というニュアンスとします。

 

その勉強会の終盤では
「新しい”さび”の文化のアイディアを考える」
という課題が出されまして、

5つ紹介してみます。
========
・交流会などで、名刺交換や自己紹介よりも、
その人の見えない部分(例えばその人の知り合いなど、”関係性”)
を見えるようなしかけをすることで、
その人のことを深く知ること

・”言葉”すなわち”おしゃべり”を封じた合コンで、
所作や雰囲気など非言語の部分だけで
相手の人柄を見抜くこと

・商品を置かない”店”を設置し、
その”場”で商行為(取引)が発生するのかどうか?
(”お店”というものの本質がそれで分かるかも)

・調味料は”塩のみ”に限定した料理を提供すること。
切ることや加熱以外で素材の味を引き出すために
塩加減の他を排することで、
料理人の腕や素材の良さを際立たせるコンセプト

・本の回し読みで、
次の人に回す前に「ここは削ってもいい」という部分を削り、
回された人もまた、その本の内容が失われないように文章を消し・・
これを繰り返した先に残ったものが、その本の本質ではないか
========

 

5つ目の本のアイディアなんて、
まさにこの『1分で読書』で試みていることに近いような気がして
興味深いものでした。

(ちなみにこの5つめは筆者のアイディアではありません。
筆者が考えたのは4つめの「塩のみの料理」です。)

読者の皆様も、暑さにうなだれそうになる大暑ですが、
「さび」の発想で涼やかになるようなアイディアがありましたら
ぜひコメントなどお寄せいただけると嬉しいです。

 

<参考サイト>
ガイダンス・コラム記事一覧@二十四節気
「ホトカミ」ーみんなでつくる神社・お寺の投稿サイト

 

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