次の時代を、先に生きる。(髙坂勝)2016年

幻想の 消費構造 抜け出して
人間らしく 生きる選択

 

<この本から得られること>

・人生や経済に対しての俯瞰的な高い視点、かつ、安定した足場からの思考法

・「常識」にとらわれない発想の転換が提示され、モノゴトについてどう考えるかの基点を与えられる

・成長神話(経済でも個人の競争能力でも)から抜け出し、地に足のついた幸福度の高い人生を送るための具体的な方法

 

<こんな本>

経済成長することに肌感覚で疑問を抱きつつある市井(政財界のトップエリートではない、の意)の人にとって、バイブルとなりうる考え方がマシンガンのように飛び込んできます。
言及している分野も、大きな経済の仕組みから身近で実際の具体的な暮らしに至るまで広範囲にわたる壮大な内容です。

 

<スポンサードリンク>


 

著者の高坂勝氏(※)は、(出版時点で)1人で池袋のオーガニックバーを営み、千葉県匝瑳市にて米や大豆を自給し移住支援活動をしている「ダウンシフト」ムーブメントの象徴的な人物です。
※正しくは”髙(はしごだか)”ですが検索しやすいようここではあえて一般的な字を記します。

本書の言葉たちには音楽的なリズムと、行動に駆り立てられるような力強さと、著者の飄々とした語り口が想起される軽妙さがあり、コピーライターとしても超一流なのですが、それは著者自身の人生経験から直に滲み出て、他人の目を気にして飾ることのない言葉であるからでしょう。

今の自分たちを取り巻く世の中の仕組みのオカシイところに注意を向け、「The消費者」であることに気づかせてそこから徐々にでも抜け出すように促すことが主題です。
成長しないという選択、お金を多くは求めないという選択、など「選択肢が沢山あるのがしかるべき姿」であること、そして特定の選択肢を「強制強要されるのがオカシイ」という思想がベースとなり、様々な考え方や具体的な生き方の”選択肢”が全編にわたって示されています。
まずは思考から、次に暮らしから、そして働き方、という順で具体事例を紹介しながら実践的な提案をしています。

 

<ハイライトフレーズ3選>

・カネには向き合うが、魂は売らない。まず思考を変えて、Re LifeしRe Designしていこう。次の時代を先に生きよう。

・経済界と政界には怒られそうだ。でも幸福感は増すのだから。

・食こそ生きる根源で、それ以外は付随的なものだという本能への原点回帰。断捨離やミニマリストは一時的な流行だろうか。これは物質文明、モノのカルチャーでは幸せにたどり着けないと気づいた人たちの大きな潮流である。

 

<参考サイト>
ガイダンス・コラム記事一覧@二十四節気
たまTSUKIに行ってみた@インターネットと農業
ORGANIC BAR たまにはTSUKIでも眺めましょ(著者の営むバー)
エコブログ たまにはTSUKIでも眺めましょ(著者のブログ)

 

<スポンサードリンク>


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。