半径5メートルの野望(はあちゅう)2015年

<この本から得られること>

・若くして華々しく脚光を浴びている有名女性ブロガーの、背伸びしていることも自覚した上で年齢相応の赤裸々に吐露された心情に触れられる。

・同年代(2〜30代)の悩み多き若者にとって、伴走者となるような勇気づけのメッセージを得られる。

・10年以上のブログ運営や電通のコピーライター部署にいた経験に裏付けされた、キャッチーなコピー(表現力)をたくさん浴びることができる。

 

<こんな本>

カリスマ女子大生ブロガーから、広告・マーケティングの会社員を経て、ネット世代を代表するライターである著者が、テレビ番組での発言がツイッターなどで拡散した「半径5メートルの〜」というキャッチフレーズをもとに企画された本です。

 

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(そもそも筆者は、この著書や著書を批評する立場にないことは承知の上で、)本書はどう評価し、受け止めればいいか非常に悩ませるものでした。
著者自身も「はじめに」で書いているように、「等身大の自分として向き合う。書いてあることはすべて自分に言い聞かせていること。まだまだ私自身が成功者と呼べる立場にない。」という出発点です。

それを踏まえて読んでも、著者が本当に闘争的な世界観の最中にいる上昇志向の20代後半の忙しく余裕のない人物である一方、それに反し、東洋思想の叡智を理解していると思われるような力の抜けた発言もあります。
つまり、読んでいて息苦しさが伝わって来ることが多くとも、時に俯瞰した視点からの気づきをもらうこともあります。

ただ、この振れ幅・軸のブレの表出こそが、これから文化人としてより著名で影響力を持つであろう著者の、本書執筆時点での、もがきながら登っている最中のリアルな心境だとすると、世に出回る出版物の中でもなかなか出会いにくい貴重な本なのかもしれません。

また、著者の真骨頂である切れ味鋭いコピー(言葉)が散りばめられ(その多くが小項目の題になっているか、太字となっています)、仕事や将来のことで悩んでいるとき、いくつかのページを開いてみると、ふと胸に飛び込んでくるフレーズに出会えます。目次を見て目に止まったところからたどるような読み方をするのもよいでしょう。

 

<ハイライトフレーズ3選>

・半径5メートルの日常をおろそかにしている人は、なかなかチャンスは掴めません。

・目に見える居場所づくりよりも、目に見えない居場所づくりの方がよっぽど大切だと思います。誰かの記憶に残る自分になることを意識して行動すれば、自然と多くの人の心の中に自分の居場所ができていきます。

・情報も行動も常にインプットを実践して、確かめて、更新していかないとベストな「自分流」にはたどりつけません。

 

<参考サイト>
ガイダンス・コラム記事一覧@二十四節気

 

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