『1分で読書』で仏教@寒露

こんにちは。
ブリッジライターNAOです。

本日は二十四節気の「寒露」。
夜から朝にかけての気温がぐっと下がり、
草には冷たい露がしたたるような時期です。

衣替え、夜の寒さ、紅葉、夏鳥から冬鳥への交代など、
季節の移り変わりの節目でもあります。

 

時間の移ろいが感じられるこの頃は、
諸行無常」という日本人には馴染み深いフレーズも想起されますね。

文学において「諸行無常」を代表的な作品では、
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり〜」(『平家物語』)
が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。

次に挙げられるのが、
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」(鴨長明『方丈記』)

 

ただし、この「諸行無常」の考え方は、
仏教に由来しているのは明らかなのですが、
実は、大乗仏教の始祖・龍樹の「空」の思想からは
誤解されて解釈されているところがあるようなのです。

 

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多くの日本人が共通して「諸行無常」から連想し抱く感覚は、
「空しい(むなしい)」「わびしい」
あたりではないでしょうか?

ここから、「侘寂(わびさび)」という独自の文化まで育むので
特段「これは誤解だ。ダメだ」ということではないのですが、
大乗仏教の説く「空(くう)」には本来、
「空しい(むなしい)」という意味は含まれません。

 

漢語の「空」に訳される前の
原典であるサンスクリット語(やパーリ語)の「シーニャ」には、
感傷的なニュアンスはなく、
ただ「ゼロという状態である」というだけなのです。

色即是空、空即是色」で有名な『般若心経』でも、
「空」を「空しい」と解釈した現代語訳もあるようで、
注意が必要となります。

 

・・と、この流れで、お知らせを1件。
とある勉強会にて
「量子論(素粒子論)×『般若心経』」
と題して、筆者が講師を務めます。

10月19日(木)19時〜21時、
都内品川区某所、参加費無料
 です。

参加を検討している、
もしくは参加するかどうかはともかく
とりあえず場所や主催者など詳細な情報を知りたい方は、
このページ最下部にあるメールマガジンに
ご登録のほどよろしくお願いいたします。

そのテーマについての詳細な案内文は
こちらに載せています。
http://boom-nao.seesaa.net/article/shinto.html#mokuji3

それでは、また。

 

<参考サイト>
ガイダンス・コラム記事一覧@二十四節気
仏教×農業(&植物) | インターネットと農業
神道×農業 | インターネットと農業

 

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