「分かりやすい」説明の技術(藤沢晃治)2002年

情報を 脳内関所の 作業にて
滞らせぬ 事前代行

 

<この本から得られること>

・「分かる」という状態について、脳内の情報処理のしくみ

・主にプレゼンテーションに即効性のある、説明術の基本中の基本(各ポイントの冒頭で骨子を短く話す・ゆっくりしみ入るように・ポイントを話した直後は「間」を置く)と、その基礎となる7つのルール(①聞き手とのタイムラグ②要点を先に③しみ入るよう④抽象と具体のバランス⑤説明漏れを防ぐ⑥情報構造を浮かび上がらせる⑦キーワード)

・基礎7つのルールより優先度は下がるが、応用編として説明の精度をさらに高める応用編ルール8つ(論理的・比喩・聞き手の注意を操作・引率・繰り返しの劣化に注意・持ち時間厳守・聞き手に合わせる・聞き手を逃すな)

 

<こんな本>
「分かりにくい説明」があふれる世の中に対し、重要度が高まっている「説明の技術」を体系化した本です。

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税務署関連の書類など「分かりにくい」具体事例を挙げながら、そもそも「分かる」とはどういうことか脳のしくみから簡潔に解説し、それを踏まえてどうすれば「分かりやすく」できるかを具体的に解説しています。

脳の短期記憶が処理される領域を「脳内関所」、長期記憶が保存される領域を「脳内整理棚」として情報が脳内でどのように流れ、処理されするかを明らかにし、分かりやすい説明とは「脳内関所を通過しやすい説明」と定義します。

脳内関所の作業項目は以下のとおり。
①情報の大きさをチェックし、受け入れるか否かを決める
②たくさんある脳内整理棚の中から適切な一個を選ぶ
③情報の無駄を省き整理する
④情報が論理的であるかチェックする
⑤情報を入れる脳内整理棚内の最終人区画を決定する

これらを説明者が事前に済ませておくこと(=代行サービス)によって、「分かりやすい説明」を実現することができます。

副題の「最強のプレゼンテーション15のルール」にあるように、プレゼンテーションの質を高めるための7つの基礎的で最優先に意識すべきポイントと、より精度を上げる8つの応用技に分け、各項で具体例や例え話を多用しながら”分かりやすく”詳述しています。

 

<ハイライトフレーズ3選>

・分かりやすい説明をすることはけっしてむずかしくないはずなのに、世の中には分かりにくい説明があふれています。「ご理解とご協力をお願いします」とアナウンスされても「ご理解」できないので「ご協力」のしようがないのです。

・物事を理解するには、基本的に二つの視点があります。「部分」と「全体」です。どちらに偏っても健全な理解とはなりません。この「部分」と「全体」は、「具体性」と「抽象性」と密接に関係します。物事の説明には、車の両輪のように、概要説明と詳細説明の両方が必要ということです。

・説明の技術は、各ルールを意識するだけで格段に説明上手になれます。暗記するだけで即効性が期待できるのです。

 

<参考サイト>
ガイダンス・コラム記事一覧@二十四節気
「わかりやすい説明」の技術@NAVER まとめ

 

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